陰茎と勃起のメカニズム

頭部の血管等の断面図男性にとって勃起をするということは大事な生理現象の一つで、性的に刺激的なものを見るだけでも簡単に起きるメカニズムになっています。
人の身体にはいたるところに毛細血管が張り巡らされていて、陰茎の周辺にも当然のことのように多くの細かい血管が存在しています。

特に陰茎のところには海綿体というスポンジのような組織があって、この場所の血流によって陰茎の硬さや大きさが大きく左右されます。
普通の人であれば性的な刺激があると神経によって大脳に性的に興奮したことを示す信号が送られます。
これにより大脳からは脊髄を通じて勃起中枢に信号が伝わることによって陰茎海綿体の神経に大脳からの信号が届くことになります。

この大脳からの信号によって陰茎のところにある海綿体の血管や筋肉に対して勃起を促す物質が多く分泌されるメカニズムが働くことになります。
この物質によって海綿体の筋肉が緩むので中にある血管が拡がって大量の血液が海綿体に流れ込むことになります。
スポンジ状の海綿体は中に血液が充満することによって、陰茎を大きく硬くするというメカニズムが働いて性的な刺激による勃起が起きることになります。

勃起状態は海綿体に血液が多く流れ込んだだけでは長くその状態を維持することはできません。
勃起状態が長く続くのは海綿体の中にある静脈が圧迫されてしまうために流れ込んだ血液の量を維持するメカニズムが働いて、勃起状態を長く維持することができるようになるのです。
正常な勃起を促すためには4つの器官が正常に機能することが必要となります。
性的な刺激を感じる脳、脳で受けた刺激を伝達する神経、陰茎海綿体の血流を確保する血管、勃起状態を維持する海綿体のそれぞれが正常に働くことによって、陰茎の健康状態を正常に保つことができます。

時には自分で性的に刺激的なものを目にすることで勃起のメカニズムが正常に正常に働いているかどうかを確かめることも必要なことです。
健康な人ほど反応が早くて少しでも性的な刺激を感じるだけで勃起してしまうので、他人の目が気にならないところでチェックをしてみて下さい。

性的刺激がなくても勃起することもある

男性は特に性的な刺激がない場合でも物理的な刺激によって勃起のメカニズムが働いてしまうことがあります。
陰茎に何かがこすれるように触れたりした時や、乗り物などでも微妙な振動を受けることで陰茎が刺激を受けて血流が増すことによって陰茎が固くなってしまうことがあります。

陰茎に何も性的な刺激がない場合にも代表的な朝立ちという現象があります。
朝立ちは健康な男性であれば誰にでも起こる生理現象で、陰茎が元気で良い健康状態が維持できていることの証明ですから喜ぶべきことです。
朝立ちは健康のバルメーターともいわれており、レム睡眠の時に特定の神経が刺激されたときに起きる現象です。
人の身体は眠っている間に自動的にメンテナンスが行われています。
眠っている間には眠りの浅いレム睡眠と眠りの深いノンレム睡眠が一定の周期で繰り返されていて、人が目を覚ますタイミングは眠りの浅いレム睡眠の時に目を覚ますことが多いと言われています。

この目覚める前の最後のレム睡眠の時に起こった夜間陰茎勃起現象が目覚める時まで続いているのが朝立ちといわれているものです。
睡眠中に起きる勃起は性的な刺激に関係なく起こる現象なので健康な男性であれば誰にでも起こることです。
そのため朝立ちが長い間起きないということは健康状態に何らかの問題がある可能性を考えなければなりません。

レム睡眠とノンレム睡眠は交互に繰り返されていて、一般的な周期は90分くらいで一晩に一定のリズムで約4回から5回くらい繰り返されていることになります。
眠りの深い睡眠の時には脳も休んでいますが、浅い眠りに周期に入ると脳の働きが活発になり全身のチェックが始まります。
その中には海綿体の血流状態も含まれているので寝ている間にも定期的に勃起が繰り返されることになっているのです。

勃起のメカニズムを知ることでED改善の糸口を見つけましょう!勃起は血流作用によるものです。食事を適切にし、運動を適度に行うことで血流を改善することができます。血流の改善こそがED改善の近道なのです!地道な努力で勃起力を取り戻しましょう。