EDの原因には種類がある

性行為中などに満足に勃起が起こらない勃起不全(ED)が起こる原因の種類としては、主に身体的な理由と、心因性の理由に分かれます。
そして原因の種類によって、その後の改善方法も異なります。

EDの原因の血管とストレスそもそも勃起とは、脳が性的刺激を受け取り、その信号を性器に伝えることによって起こります。
信号を受け取った性器は、性器内の動脈を拡張させ、勃起を行います。
また、ある程度勃起を持続させるためには、筋肉量も必要とします。

身体的な原因で起こる「器質性ED」の場合、加齢や生活習慣の乱れ、病気によって勃起に必要な機能が低下、EDにつながってしまいます。
そしてその原因にはいくつか種類があります。

まず血管の問題です。
勃起を行うためには動脈が広がる必要がありますが、血流が悪いと動脈が十分に広がりません。
特に喫煙・高血圧・脂質異常症などがある場合は、血流が悪くなり、血管も広がりづらくなるのでEDにつながりやすくなります。
また、血流が滞ると血栓ができやすくなり、神経を圧迫する恐れもあります。
神経が圧迫されたり、脳に何らかの病を発症した場合、脳から性器への信号の伝達がスムーズにいかなくなってしまいます。
すると性器に満足に性的刺激が伝わらず、勃起が起こりづらい状態となってしまいます。

また、病気以外でも身体的な原因でEDになることがあります。
それが、手術や事故による損傷です。
前立腺がん・膀胱がん・直腸がんなど、骨盤内にある臓器を摘出する場合、性器につながる血管や神経が傷つけられてしまう恐れがあります。
すると満足に血管が拡張できなかったり、信号が伝わらなくなってしまい、EDとなっています。

ただし、現在では患者の今後の生活を考えて、できるだけ残せる機能は残しておこうという働きが強くなっています。
もし心配な場合は、手術前に医師としっかりと相談してから手術に臨むようにしましょう。
また、事故などにより骨盤損傷や脊髄損傷してしまうことで神経が傷つけられ、EDになることもあります。
この場合もマヒの程度などにもよって、その後回復することも可能です。

心因性のEDはストレスからくるものが多い

一方、心因性EDはその原因によってさらに2種類に分けられます。
基本的にはどちらの場合もカウンセリングを行いますが、その種類によってアプローチ方法が異なります。

一つは現実心因性のものです。
これは現実の日常生活からくる様々なストレスによって起こるもので、その種類は様々です。
例えば心理的なものですと、パートナーからの心ない言葉によるストレスや、性行為に対する知識が少ないことによるストレス、罪悪感などによって起こります。
また、経済的な不安もストレスにつながります。

他にも睡眠不足や過労は、身体にストレスを与えます。
体が疲れると精神も疲れてしまうため、EDが発症されやすいです。
このように、現実心因性のEDは、日常生活によるストレスで起こります。
そのため、カウンセリングなどで具体的なストレスを改善することによって、EDから回復することが可能です。

一方深層心因性EDの場合、原因は身近なストレスにあるわけではありません。
心の奥底、自分でも意識しきれていない部分に大きな原因があります。

人は何か大きな出来事に遭遇し、深く心が傷つけられた時、その想いを心の奥底にしまい込んでしまいます。
例えば大切な人を失った時、災害に直面した時、虐待を受けた時などです。
これらの体験をしたときに受けた想いは、普段はしまい込んでいるため自分でも自覚していません。
しかし、何かの拍子にその想いが身体に負荷を与え、EDを引き起こす恐れがあります。
また、もし家族や同性に好意を寄せている場合、周囲の「あたりまえ」とのギャップに悩まされることもあります。
知らず知らずのうちにそのギャップがストレスとなり、EDが起こる場合もあります。

深層心因性の場合、そのストレスの原因は自分でも把握しきれていません。
そのためまずはストレスの原因が何かを探すところから始まります。
なので、どうしても現実心因性EDに比べると回復に時間がかかる傾向にあります。

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